1.わきがの治療方法にはどんなものがあるの?

ワキの下から、独特の異臭を放つわきが。世界からみると、日本人には少ないといわれていますが、それでも統計的には10人に1人の割合でかかっているといわれます。臭いのせいで、人とコミュニケーションをとるのが億劫になってしまう人も多いようです。しかし、わきがには確実な治療方法が存在しますので、気になる人はぜひ解決してしまいましょう。

わきがの原因となるのは、おもに「アポクリン汗腺」の数の多さです。私たちのワキの下には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」、そして「皮脂腺」があるのですが、そこから分泌される汗や油が混じりあって、雑菌によって分解されることで、あの臭いが発生します。いずれの腺も、平均より多ければ多いほどわきがになりやすく、中でもアポクリン汗腺の数が臭いの強さを決定するとされています。つまり、アポクリン汗腺を減少させれば、わきがは治療できるのです。

手術で取り除くのが一般的ですが、症状の程度によって方法も変わってきます。軽度のわきがであれば、メスで切開せず、ワキの下に数ミリほどの小さな穴をあけ、そこからアポクリン汗腺を吸い出す「クイック法」があります。中〜重度のわきがの場合は、ワキの下を数センチ切開し、そこからアポクリン汗腺を完全に除去する「剪除法」をおこなうのが一般的です。人によっては、クイック法と剪除法を組み合わせた方法を選択することもあります。その他、汗腺のはたらきを抑えるボトックス注射をとり入れているクリニックも増えています。このようにさまざまな治療方法がありますので、自分にはどれが最適かを一度相談されてみてはいかがでしょうか?